【ISEKADO BREWERY】INDIA PALE LAGER

 インディアン・ペール・ラガーってあるようでなかったスタイル名です。

 アメリカンホップのいい香り~。ぶどうや柑橘系のホップフレーバーを感じ、すっきりとした後にしっかりといい苦みがします。さっぱり後の苦み。ラガーだけど苦みあり、IPAよりドリンカブル、そんな感じです。ホップはネルソンソーヴィンも使用しているようですね。

名称ISEKADO IPL
インディア・ペール・ラガー
スタイルIPL(いいのでしょうか…)
原料名大麦麦芽(カナダ製造)、ホップ
ホップ
IBU50
AVB5.5%
内容量350ml
その他

缶のラベルより

 ラガー酵母由来のクリスピーな風味とアメリカンホップの力強い苦みとフルーティな香りが融和し、すっきりドリンカブルな India Pale Lager です。

クリスピーな風味とは

 1.軽快な口当たり、すっきりとさわやかで雑味が無い、2.爽やかな酸味、3.清涼感 などあり。今回は、「1.の爽快な口当たり」 が該当すると思います。

IPL(インディア・ペール・ラガー)

 ホップを大量に使用し、下面発酵酵母(ラガー酵母)を用いることで、爽やかで飲みやすいドリンカブル、そしてホップの華やかさや苦みをしっかりと感じられるビールです。

 IPA(インディア・ペール・エール)は、上面発酵酵母を用いて、常温に近く短時間で発酵する酵母を用います。発酵由来のフルーティな香りと複雑な味わいがあり、ゆっくりと、じっくり飲むのがいいですね。発祥国はイギリス。IPAができた当時のイギリスは、濃色ビールがほとんどであったため、「淡い」=pale(ペール)、「ビール」=ale(エール)と呼ばれ、18世紀末頃にイギリスからインドに運ばれた防腐効果のあるホップを大量に使用したビールが原形と

HPより引用

 近頃、Cold IPAやWest Coast Pilsnerなど、ホップフォワードなラガーの新たな台頭や、American IPA、West Coast IPAと銘打ちながらも、実はラガーイーストで醸造しているケースもあります。Freestyle HopsのNelson Sauvinの使用などのモダンさと、あえて、故きを温める心構えでIndia Pale Lagerというスタイルを再解釈し醸造しました。

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