【宮崎ひでじビール】栗黒 Dark Chestnut Ale

 ワールド・ビアカップ(WBC)2022で金賞受賞の栗黒をようやく頂きます。

飲み心地

 ビターなチョコレート、甘いコーヒーの香り、この香りは、飲んだら絶対に美味しそう!と感じます。それは、栗なのでしょうか?

 甘い香りを楽しみながら、一口飲むと、ほのかに栗と思う、とても良い香りとともに アルコール9%もあると思えない、すっきりとした飲み心地です。しっかりとローストした麦を感じるとともに、甘い栗も感じられます。居酒屋でゴクゴク飲むビールではなく、料理と一緒に香りとローストした麦、甘い栗を感じながら頂くビールです。全体的なアロマ、アフターテイスト(飲んだ後の心地よさ、甘み・苦み)のバランスが最高です。

 アルコール度数が高いため、賞味期限の設定がないようです。私は、製造後約半年でこのビールを頂きましたが、さらに熟成させるとどうなるか。本当に楽しみです。

名称栗黒 KURI-KURO DARK CHESTNUT ALE
スタイルインペリアルスタウト(フレーバードスタウト)
原料名麦芽(英国製造)、糖類、和栗(宮崎県産)
ホップ/香料
ホップ
IBU15
ABV9.0%
内容量330ml
その他麦芽使用率50%以上(発泡酒)
飲み頃温度帯 10~18℃

瓶のラベルより

 『宮崎県産和栗を使ったハイアルコール・スタウト。ボトルのまま熟成が可能な「エイジングビール」として数か月~数年に及ぶ長期間の瓶内熟成が可能です。熟成により変化する香りと味わいをごゆっくりお楽しみください。※長期熟成ビールにつき賞味期限はございません。

 ラベルは ひでじビール醸造所 がある宮崎県延岡市の文化財「内藤家旧蔵の能面」~天下一の能面~がモチーフです。』

 A Beautiful Japanese Dark Ale brewed with chestnuts! Rich,warm,sweet,and full bodied.Productof Japan Vrewed and Botled by Miyazaki Hideji Beer Co.Lid Miyazaki,Japan.

コンセプト(HPより)

 『ひでじビールが、「宮崎農援プロジェクト」の一環として、宮崎県産栗を原材料に開発した輸出用の黒ビール。現在はシアトルのインポーターを介して北米18州で流通しています。「スタウト」と呼ばれるスタイルをベースにしています。高温で乾燥させて黒色になるまで焦がした大麦(ローストバーレイ)県内産の栗ペーストを仕込み原料に用い、コーヒーのような香ばしいフレーバー、栗の上品な香りと重厚なコク、9%というビールとしては高いアルコール度数を実現させました。高アルコール度数であるため、数か月~数年に及ぶ長期間の瓶内熟成が可能となり、熟成を進める事で、香り・旨み・アルコール分等がビール全体に良くなじみ、まろやかな味わいへと変化していきます。』

受賞歴(金賞)

  • 2021 ジャパン・グレートビア・アワーズ フリースタイル・ハイアルコール・ダークエール部門
  • 2022 Australian International Beer Awards (AIBA)Best Flavourd Speciality Beer部門
  • 2022 World Beer Cup(WBC) Category 11: Specialty Beer部門
  • 2023 ジャパン・グレートビア・アワーズ フリースタイル・ハイアルコール・ダークエール部門

ひでじビールとは?

 ひでじビールは、宮崎県延岡市で創立は1996年。規制緩和により地ビールが解禁となったのは1994年ですが、その頃誕生。創業者の故「西田 英次」(にしだ・ひでじ)氏の名前より名付けられた。

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