地元心からいつかは飲みたいと思っていました。赤味噌は好きですが、ビールにあうのかと思っていたところなので、不安と楽しみと両方でした。2018(平成30年)4月の酒税法改正により、副原料として、「みそ」を用いてもよいことになりました(ビールを名乗る場合の副原料の使用量は、麦芽の重量の5%までです)。味噌を売りにしている愛知県で、よく作っていただきました!
盛田金しゃちビール株式会社 の 名古屋赤味噌ラガーです。特徴は「豆みそ」です。
とても心地よいトーストの香りとほのかに感じる味噌の香り。これは、自分が「味噌」を少し探しに行っているがために感じる香りで、香ばしい甘みのようにも感じます。「濃色ビールはモルティ」といいますが、モルトのキャラクターが比較的強く感じる中に、味噌でしょうか?甘みが後から感じます。ボディはあっさり、苦みが少し続く、とても意外にもあっさりとしたラガーです。観光地だけのビールに留まらない、楽しみのあるビールです。
名称 | 名古屋赤味噌ラガー |
スタイル | フリースタイルダークラガー |
原料名 | 麦芽、ホップ、糖類、豆みそ |
ホップ | - |
IBU | 15 |
ABV | 6.0% |
内容量 | 330ml |
その他 | この商品の売り上げの一部を天守閣木造復元に寄付している |
名古屋赤味噌ラガーは、2005年に開催した「愛・地球博(愛知万博)」に合わせて開発され、地域密着・地元特産のコンセプトのもと誕生。麦汁に酵母を投入して発酵させる醸造工程で豆みそを投入して製造するようです。近年の品評会では以下を受賞(金賞)しています。
- 2021年 ジャパン・グレートビア・アワーズ(フリースタイルダークラガー) 金賞
- 2019年 ジャパン・グレートビア・アワーズ(エクスペリメンタル・ビール) 金賞
- 2007年 ジャパン・アジア・ビアカップ(スペシャルビール) 金賞