【ヤッホーブルーイング】裏通りのドンダバダ

ベルトの数より、胸の鼓動。何でしょう?ドンダバダって 

 株式会社ヤッホーブルーイングのBelgian Golden Aleである「裏通りのドンダバダ」です。「水曜日のネコ」以来10年ぶりの全国向けレギュラー製品で、2022年10月3日(月)より全国販売されています。

 白ワインのような香り。とても明るい色。飲みやすいドリンカブルであって、良い香りがする不思議です。飲みやすいのは、苦みがあるけれどスッとなくなる。伝統的ぺルジャンエールをモダンにした感、なんとなくわかります。ベルギーの伝統的ビールでは、豊かな芳香を感じますので、それに近いですが、苦みがしっかりとしています。白ワインの香りが入ることでモダン(近代的)となります。コスパもよくて、楽しみのあるビールです。

名称裏通りのドンダバダ
スタイルBelgian Golden Ale(べルジャンゴールデンエール)
原材料名麦芽、ホップ、糖類
ホップ
IBU
ABV6.0%
内容量350ml

缶に記載

 缶の側面にはこう記載があります。「ベルトの数より、胸の鼓動。偏愛は生き様そのもの。すきを追う。ゴールを定める。たまに通り過ぎる。気の向くままに、高鳴る方へ。その感覚が、今も人生を面白くする。これは自分の偏愛を形にしたクラフトビール。伝統的べルジャンエールをモダンに再構築した「Free-Styale Belgian Golden Ale」香味探求に明け暮れ辿り着いた果実味あふれる香りと軽快なウッド香が複雑に立ち上がり、樽熟成のシャルドネを思わせる。さぁ、胸に手を当ててみな。」

 大手ビールよりも、クラフトビールを飲むのは少し変わった愛だけれども、自分が美味しいと思うビールを好きなように楽しむこと。最高だね!胸の高鳴りを感じながら頂きます。

HPの開発ストーリーより

 ヤッホーブルーイングでも若手の醸造家が醸すビール。社風も自由とすごく感じますが、やりがいとってもありますよね。

 「最近流行の「ホップの香りが豊かで飲みやすい」を無視して、シャルドネ※、ウッドの香りにドライな後味…魅力的な構成が生まれた」とあります。

  ※シャルドネ:世界で最も人気な白ブドウであり、白ワインの女王ともいわれるブドウの品種

ドンダバダ

 メキシコのプロレス、ルチャ・リブレの選手ルチャドール。ぶっちゃけそんなに勝率は良くない。自身の決め技ムーンサルトプレスからのフォールで勝つことにこだわりがある。こだわりを捨てたら勝てた試合も多いと言われているが、本人はそれでは意味がないと考えている。美しい弧を描くために、彼は今日も飛ぶ。

製造工程のこだわり

製造段階での4つのこだわり

1.酵母添加量は「水曜日のネコ」の3倍
 発酵過程でバナナに似たエステル香を放つ“ベルジャン酵母”を使用。添加量を増やすことで、爽やかな香りとドライな味わいに
2.全国向けレギュラー製品の中で最も高い温度で発酵
 最大26度の温度帯で発酵。これによりシャルドネを思わせる爽やかな香りが生まれる
3.発酵段階でブドウ糖を添加。麦芽使用量を抑えることで麦芽由来のボディ感を軽減
4.発酵終わりにドライホップ。果実のような香りではなく、ウッディな香りを付加

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